お局さま

お局さま

徳川家光の乳母だった稲葉福は、後水尾天皇から「春日局」と言う名前を授かりました。もともと局とは、貴人に使える女官に与えられる私室の事をさします。彼女は、大奥での決まり事や朝廷と幕府の仲立ちなどを行い、家光の政を助けたと言われております。しかし会社組織などで言われる「お局さま」には余り良い意味はないようです。自分が気に入らない女性に対して厳しくしたり、仕切りたがったりするベテラン女性を指すようです。部下や後輩には、先輩方の言葉の威力は本人たちが思っている以上に、大事になる場合も多々あります。そうした言動に気を付けないと、様々なハラスメン...