ヘッドハントされる人財

ヘッドハントされる人財

私はかつてヘッドハンターをしていました。その拙い経験から、何処の会社でも欲しがる人には共通点があることを学びました。但し、社員が一万人以上いる様な企業は「歯車的人材」を欲しがるので、今から言う事には当てはまりません。たとえ中小零細企業であっても、伸びて行っている会社は「自ら学ぶべきものを求め、自ら働きがいのある仕事とは何かを求める、進んで行く人」を欲しがります。何かを支持されないと動けない人は、どんなに優秀であっても、後々組織において不要になる人が多く出てくることを、彼らは経験上知っているからです。要するに「耳や口で仕事をする人」は、...
人材の養成

人材の養成

組織のトップは「どんな人材が欲しいか?」と聞かれたら、どう答えると皆様は思いますでしょうか?一万人近い経営者とお話ししてきた私の答えは「その人のところに、自分の子供を預けても構わないと思える人材が欲しい。」と言う事を知っています。勿論具体的には「仕事が出来る」とか「スキルを持っている」とか言う方も多いですが、究極的にはドラッカーも言っているように「この人のところであれば、自分の息子、娘を預けても構わないと思える人を尊重し、評価すべき。」と言っています。一方、「あの人の下には、とても怖くて自分の子供を預けられない、と言う人を評価してはい...