執筆者 orior | 2026年03月27日 | 雑記帳
儒学は中国において長く正統派の学問として扱われていたのですが、宋代になると12世紀ころに朱子という人が出てきて、朱子学が確立されました。朱子学は、儒教の一種の注釈訓詁学であり、学問的なものです。朱子は「あらゆるものの中に真理がある」という見方をしていて、それらを探究していこうとします。これは朱子学における「格物致知(物事の通りを究め、知識を得ること)」と言っても良いかも知れません。朱子を知らない人でも「少年老い易く、学成り難し」という言葉はご存じかと思います。この言葉は「偶成」という漢詩に出てきます。中国では官吏登用の国家試験として「...
執筆者 orior | 2025年05月23日 | 雑記帳
「四書五経」とは、儒教において重要な経典として尊重された書物の事を指します。四書とは,『大学』『論語』『孟子』『中庸』。五経とは『易経』『詩経』『書経』『礼記』『春秋』の事を言います。儒学の中心は、はじめは五経だけでしたが、宋代の朱子学が「四書を基本におき、五経も学ぶべき」と言い始め、「四書五経」となり役人や教育に関連する仕事をする人達の学ぶべき書籍となりました。儒学を学んだの中には賢人偉人も多く輩出され、安井息軒、中江藤樹、貝原益軒、林羅山、伊藤仁斎、荻生徂徠、渋沢栄一など、そうそうたる顔ぶれが日本人儒学者におります。しかしながら残...