執筆者 西村 | 2025年07月03日 | 雑記帳
人を疑って生きたり、猜疑心の中で生活したり、深い劣等感や感傷的な気持ちの中に生きたりするのではなく、明るく、素朴に、単純に生きることが出来たら、どんなに素晴らしいことでしょう。もし自分のことを、裏切ったり、騙したりする人が現れても「そんなこと、気にもかけない」と言うように、素朴に生きることが出来たのなら、どんなに楽でしょう。子供頃は、一晩すれば何もかも忘れてしまうように、私達は屈託なく生きていました。その生き方を、私達は大人になるにつれて忘れてしまいました。「明日は明日の風が吹く。ケセラセラ!」と言う気持ちで、生きることが出来たとした...
執筆者 西村 | 2025年06月27日 | カウンセリング
「自分の心を深く見つめて、劣等感などマイナスの部分を取り除いていく」と言う考え方は、広く言われていることでもあり、多くの人に当てはまる方法だと思います。しかし、この考え方の問題点は「自分のことしか考えていない」という点です。大抵、劣等感に悩んでいる人は、自分のことしか考えていなくて、他の人のことを考えることが出来ない状態の方が多いようです。劣等感との闘いに、時間を費やすことは無駄ではないかと思いますが、一生を費やすほど重要な課題でもありません。優越感というのも、実際には劣等感の裏返しである事が多いものです。「私はこんな事で悩んでいる。...
執筆者 西村 | 2024年12月30日 | 自分史
私は小さい頃はイタズラ好きで、良く周りの大人たちを困らせていました。落とし穴を作ったり、スカートめくりは日常茶飯事で、小学校時には学校の池の鯉や金魚を全て釣り上げて、池の周りに並べて「〇〇小学校の魚屋さん」を開業して、校長先生からシコタマ怒られたりしました。また今となっては時効?かと思いますが、近所の家々のガラスを何枚も石を投げつけて割ったりした事もありました。とんでもない悪ガキだったと自分でも思います。(笑)そんなどうしようもない腐ったミカンであった私も、信仰心がある優しい母と、誰とでも直ぐに仲良くなれる社交的な父の教育もあって、中...
執筆者 西村 | 2023年07月02日 | 雑記帳
劣等感と嫉妬心の距離はかなり近いと言えます。ですので「劣等感を感ぜずして嫉妬心のみを感じる」と言う事は少ないようです。ある人に劣等感を感じると「私はあの人と比べるとダメだ」と落ち込んで行くタイプと、相手に対して激しい嫉妬心を燃やすタイプがいます。前者の場合、自分を必要以上に憐れむ自己憐憫の思いも、もちろん幸せな道へ続いていないでしょう。何故なら「私はダメな人間だ」と言う思いは、自分も幸せにしないどころか、その言葉を聞いた他の人の気持ちまで萎えさせてしまいます。また誰かに嫉妬する事で、自分が成長して、幸福になる事はないと言えます。「実力...