執筆者 西村 | 2025年10月13日 | 雑記帳
佐藤一斎先生についてはブログに書かせていただくのは、これで2度目になるかと思います。彼は幕末に生まれた儒学者で、今の東大の基となった昌平黌(昌平坂学問所)の教授であり、各諸大名や江戸に留学に来ていた諸藩の優秀な武士などに、朱子学や陽明学を教えていました。その門弟は3,000人とも6,000人とも云われ、彼の弟子、孫弟子、ひ孫弟子には、佐久間象山、横井小楠、吉田松陰、勝海舟、坂本龍馬、橋本左内、久坂玄瑞、木戸孝允、高杉晋作、伊藤博文、井上馨、山縣有朋など、錚々たる明治の志士達が名を連ねています。また、明治維新の二大書籍として、福沢諭吉の...
執筆者 西村 | 2025年06月10日 | 雑記帳
歴史上の偉業を成し遂げた偉人賢人達は皆んな、胆力を持ち合わせていました。「達成するためには自らの命も厭わない!」と言う想いで、何事かを成して来たからこそ、偉人賢人なのでしょう。普通の人は、仕事でも趣味でも、命を賭けてまでは出来ません。いや口では「命をかけてやっている」そう言う人もいるでしょうが、本当のところは如何でしょうか…「そうは見えないけれど」と言う方が多いのではないでしょうか。胆力を鍛えるには、何か一つのことに集中して、他の人から見ても「そこまで行くには、沢山の努力をしたんでしょうね。」と言われるくらいまで、極めた「何か」がある...
執筆者 西村 | 2025年05月15日 | 雑記帳
もともと明治維新では、門閥制を廃止しようと幕府を倒し、四民平等の世の中を創ろうとしていました。ところが、武勲に合わせて「男爵だ。伯爵だ。」と爵位を設けて、結局は特権階級の再構築を行なっただけの形となってしまいました。これに対して、福沢諭吉は「門閥制度は親の仇で御座る。」と言い放ち、西郷隆盛は下野に降り、本来の侍の心意気を見せました。現代を見てみると、四民平等はなされた様に見えますが、政治家においても二代目、三代目、はたまた四代目なんて感じで、世襲制になっている感が否めません。こうした姿を明治維新の志士たちがみて、どう想うでしょうか。「...