執筆者 西村 | 2025年08月28日 | カウンセリング
今日のテーマを見て「仕事に正しいも、間違いもあるものか!」と思われた方もいらっしゃるでしょう。「職業に貴賎なし」と昔から言うように、「どんな職業にも、あの仕事は尊いが、あの仕事は下々の人達がやる事、と言うような職業差別はない。」と私も考えます。「職業に貴賎なし」と言う言葉は、江戸時代に石田梅岩が、士農工商という身分制度の中で、商人の立場を擁護するために用いた言葉が広まったと言われています。当時の身分制度では、商人は士農工商の最下層に位置づけられていましたが、石田梅岩は「職業に貴賎はない」と主張し、職業によって人の価値が決まるわけではな...