白村江の戦い

白村江の戦い

日本の文字文化における大きな影響力があった時代として、「白村江の戦い」があげられます。白村江(はくそんこう、はくすきのえ)の戦いは、663年に朝鮮半島南西部の白村江(現在の錦江河口)で、日本・百済連合軍と唐・新羅連合軍の間で行われた海戦のことです。この戦いで日本軍は大敗を喫し、百済は滅亡、日本は朝鮮半島への足がかりを失っただけではなく、大陸文化が大波の様に押し寄せて来たのです。この敗戦を契機に、日本は唐・新羅に対して服従する様な形となり、勢いそれまで日本独自の文字体系も壊されて行きました。言ってみれば第二次世界大戦で勝った欧米列強の圧...