執筆者 orior | 2025年11月08日 | 雑記帳
オイゲン・ヘリゲルというドイツ人哲学者が、日本を訪れて、弓の名人について教わった時のお話しが書かれた「弓と禅」と言う書籍があります。ヘリゲルは弓の名人という人に教えを請うのですが、名人は「心の眼で的を見て射ろ!」と言います。しかしヘリゲルは、その言葉の意味が理解できません。「肉眼でどう見て、どう構えて、どこを狙って、どのくらいの強さで弓を引いて、どういうタイミングで矢を放てば、的に命中するかを科学的、合理的に教えて欲しい。」と訴えますが、名人は全然教えてくれず、ただ「心の眼で的を見ろ。」としか言いません。ヘリゲルは「もう辞める!」と言...