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「杓子定規」と言う言葉がありますが、今ではあまり使われていない様で、若い人達との会話に使ったら「その定規ってどんな定規ですか?」と言い返されてしまいました。
「四角四面」「頑固一徹」に近い言葉かも知れませんが、「杓(ひしゃく)は曲がっているので、それを定規の様に使っても真っ直ぐの線は引けない」転じて「無理やり型に、はめるやり方」「融通が効かない様」の事を指します。
どんな組織にもルールがありますが、そのルールに縛られる過ぎると、本来の大切な機会を失い、本末転倒になる事が多いようです。
例えば「朝起きは良い」という事で朝3時4時に起きて朝活したとしても、その為に夕方頃から眠くなったり、昼寝を長時間取っている様では、本来の朝活の意義を失ってしまいます。
大切なのは「ルールを守ること」ではなくて、「その組織、そのルールがなぜ成り立っているのか?」の本質を見抜くことなのですが、人はどうしても組織に属すると「本筋」を忘れてしまう様です。