称賛ノート

称賛ノート

ご相談ごとをお聞きしていると「自分に対して、自信がない方が多くなってきているな」と感じて来ています。これは、今の社会が「減点方式」的な考え方で、教育していることに起因しているのでしょう。「あれをしてはいけない!」「これをやってはいけない!」「〇〇したら他人に迷惑が掛かるからダメ!」みたいに、褒めることよりも、やっちゃダメなこと、ルールの枠に入れることを、小さな時から教育されるので、自分の「心からやりたい事」が分からなくなって来ているのかも知れません。そういった方には、私は「称賛ノート」を書くことをお勧めしております。自分が生まれて来て...
人生に勝つ方法

人生に勝つ方法

他人の評価を気にしている限り、人生において勝つことは出来ないでしょう。何故なら、あなたがどんなに頭が良くて、スタイル抜群であっても、この広い世界の中には、あなたよりも賢く、あなたよりも美しい人は必ず存在するからです。である以上、他人との比較において、永遠に勝ち続けることは出来ません。しかし、過去の自分になら勝つことは可能です。「小学校、中学校の時よりは、知識量も経験値もかなりついたのだから、自分も満更ではないだろう。」そう思うことは、大切なことだと言えます。「受験に失敗し、就職も希望の会社に就職できず、結婚した相手には逃げられて、今は...

欠点が幸福の種?

誰にでも短所や欠点はあるものです。それをちゃんと認識している人は、ある意味で幸福かも知れません。「一病息災」と言う言葉の通り「身体に何か悪いところがある人は、身体を労わるので長生きする」と言う事が、実際にあるとお医者様から聞いたことがあります。同じように、自分の欠点や、弱点を30歳、40歳になっても意識している人は、あまり無理をしませんし、やはり成長の余地があります。悩みの種として、持っていることがいくつかあるかと思いますが、それはまた自分を励まし、育てる種でもあると考えた方が良いですね。例えば、60、70歳になっても「自分はまだ勉強...
劣等感と優越感

劣等感と優越感

「自分の心を深く見つめて、劣等感などマイナスの部分を取り除いていく」と言う考え方は、広く言われていることでもあり、多くの人に当てはまる方法だと思います。しかし、この考え方の問題点は「自分のことしか考えていない」という点です。大抵、劣等感に悩んでいる人は、自分のことしか考えていなくて、他の人のことを考えることが出来ない状態の方が多いようです。劣等感との闘いに、時間を費やすことは無駄ではないかと思いますが、一生を費やすほど重要な課題でもありません。優越感というのも、実際には劣等感の裏返しである事が多いものです。「私はこんな事で悩んでいる。...
最善の選択

最善の選択

人は知らず知らずのうちに、毎日30〜300くらいの選択をしていると言われています。仕事をバリバリとこなしている人は、それ以上の選択を無意識にしている事でしょう。「その選択が正しいか間違っているか知りたい!」そうした願いは誰にでもあるので、易や占いが流行るのも分かる気がします。しかし、自ら行うべき選択をそうしたものに委ねてしまうと、その後もずっと頼りたくなるのが人間の常です。いわゆる「依存」が始まります。人の人格の高さや器の大きさは、「何を選択したか」に大きく関わっている気がします。魂の成長に役立つ選択を数多くしてきた人は、徳力もあり多...
スランプ克服方法

スランプ克服方法

どんなに優秀な方でも「何をやっても上手く進まない。どういう訳かミスが連発する。」という時期があるものです。そう言う時期のことを人は「スランプ」と言ったりします。このスランプの原因として上げられるのが「オーバーワーク(過労)」です。過労から来る心身の疲れが、知らず知らずのうちに、仕事の歯車を狂わして行き、ミスに繋がって行きます。このオーバーワークを無くせば良いのですが、その原因になるのが「何もかも自分でやろう」とする気持ちなので、先ずは完全主義からの脱却が、スランプ脱出の先手と言えます。完全主義者は「自分でなければ出来ない。」思い込み、...