大器をつくるには

大器をつくるには

吉田松陰は「大器をつくるには急ぎべらかず」と言ったそうです。確かに、人間の器を大きくするのに、インスタントラーメンを作る感じで「効率よく短時間で」とは行かない気がします。仮に「あっという間に、あの人なんか雰囲気が変わったね」と言う人が居ないわけでは無く、例えば外国とかに一人で出掛けて苦労して、日本に帰って来たら雰囲気が変わっている人を見掛けたりします。しかしながら、最初は変わった風だけど、数ヶ月もすると元に戻ったり、ちょっと悪い方に変わったりするパターンの人がいるのも事実です。やはり人間の器を大きくするのには「付け焼き刃」は無いのだと...
日本国の借金

日本国の借金

よくメディアとかで流れるのですが「国の借金は国民一人当たり〇〇万円」とか言っていますが、可笑しな話です。日本国は、外国に対して609兆円を借りていますが、外国に対して貸付てあるお金が948兆円あります。差引348兆円の黒字になります。会計的に言えば、これが日本国の純資産ということになります。この純資産が多い人のことを「お金持ち」と呼びますが、日本は277兆円のドイツよりも純資産が多く、世界一のお金持ち国家と言えます。それなのにメディアは「国の借金が、こんなにある」と言ってますが、これは「政府が日本国民に対して借金している額」のことを指...
癌はお迎えの使者?

癌はお迎えの使者?

「今や癌は2人に1人が罹り、3人に1人は死ぬ病気」と言われますが、正しい統計なのかも知れませんが、脅し文句にしか感じないのは、私だけでしょうか。癌も身体の老化の一つですから、高齢化が進めば進むほど、癌で死ぬ方も増えるのは自然の摂理なのかもしれません。また新聞にも載りましたが「健康人の身体の中でも毎日約5,000個の細胞が癌化している。しかし、それを自分の身体の中にある免疫細胞が退治してくれるから増殖しない。こうした免疫の重要な役割を知らない人が7割もいる。」とも言われています。癌は身体の中に発生した、命令に従わない、勝手に増殖する異分...
おかげさま

おかげさま

「おかげさま」と言う言葉がありますが、色んなところで「太陽のおかげと言う意味」と言われていたりしてします。勿論、そう言う意味もありますが「おかげさま」とは「お陰様」とも書くように「影のような存在である私達人間」と言う意味と「影が出来るように太陽の光を受けている」「影が出来るのは太陽のおかげだ」と言うことを表しています。つまり「私に影が出来るのは、太陽の光を浴びているから」「太陽あっての私です」と言う大切な意味が含まれています。太陽が神様ならば、太陽の光を浴びて輝く月が、人間や動植物を象徴しています。まさに「陰陽」と言う言葉に「太陽と月...
修行の意味

修行の意味

私達には「三大欲求」があります。食欲、睡眠欲、性欲。これらは、どんな人間にも多かれ少なかれ存在し、私たちの心を常に惑わします。ただ天国には、こうした三大欲求はないとされています。天国では、食べなくても、寝なくても、子供を産み育てる必要もないのですから。そうすると古来から修行の意味が分かってくるでしょう。つまり修行というのは「この世の肉体生活においては、欲が不可欠だけれども、あの世に行って霊界生活をする時には要らなくなる。それをこの世に於いて体験してみよう」と言う趣旨があるわけです。例えば断食修行では、何も食べず空腹に耐えてみたり、夜も...