私は師匠から「55歳を過ぎたら、報恩の人生を生きなさい!」と言われました。
「それまでに、受けたものが多かろうが少なかろうが、もはやそこで一つの打ち切りであり、タイムリミットが来たと思うこと」が、大切だと言うことです。
55歳を過ぎてからは「人様からいただこう」「成功して人様に評価されよう」などと思っては、晩節を汚すことになる、と言うことでしょう。
死後にすんなりと天国に行きたければ、この世を去るまでの間は、そのための税金として「奉仕」をしなければならない、とも教えられました。
55歳を過ぎても、まだ「わたし」と言うものが残っている人、まだ「自分ための評価や結果を得たい」と思っている様な人は、本物の意味で「大人になり切っていない」ではないかも知れません。
師匠は「55歳を過ぎてから、ジタバタしてはなりません。諦めなさい。腹をくくりなさい。これからは、もう人様への奉仕のために生きるのであり、奉仕の結果『よくやったね』と人様に言われて喜んでいては、地獄への入場券が回って来ている』と思わなければいけません。」と、口癖のように言ってました。
報いが自分に返って来てはいけない。
恩が自分に返ってくる様に思ってはいけない。
そういう想いで生きているからこそ、世の中に対する大切な遺産が残せるのかも知れません。