因果の理法

世の中の物事は「原因→結果の因果の理法から逃れられない」という事を2,000年以上前にお釈迦様が説いて下さりました。
しかし現代において、まだ結果を求め過ぎて「引き寄せの法則」などを使い、自分が意図する結果は得られたけれど、その後いろいろな事が起こり、苦労している人達が多いようです。
原因があるからこその結果なので、大いなる結果を得たいのならば、大いなる努力精進をしなければならないのですが、精進を怠ってしまうのは人間の常ですね。
私も努力を厭い、結果だけを求めてしまう人間の一人です。
努力もしていないのに行幸的に得られた結果は、長続きしなかったり、後々トラブルの原因になったりしました。
自分が欲しい結果を得るには、自分自身で良かれと思う方法で行う事は勿論ですが「周りの人達の幸せを邪魔した言動をしていないか」と言う視点も大切なことだと思います。
「周りも幸せにしつつ、自分も幸福になる」
そんな目標を立て努力精進すれば、必ず周りにも喜ばれ、自分も嬉しい結果が得られることでしょう。