世の中には、「優しさの罠」に引っかかってしまっている方も多いようです。
例えば「自分だけ幸せになるのは良くないことではないのか」「周りの人が苦しんでいるのに自分だけこんなに幸福で良いのか」と考えてしまう優しい人がいらっしゃいます。
「自分が幸福になると、その分誰かが不幸になる」そんな考え方をする人もいらっしゃいますが、それこそが「優しさの罠」にハマっている状態です。
「自分の幸福の火を、他の人の蝋燭に移してあげて行く事も優しさ」と思えれば、蝋燭の火が他の蝋燭に移ったからと言って減らないように、幸福も減って行くことはありません。
だから、もっともっと勇気を持って「自分自身が先ずは幸せになる」べきだと私は思います。
自分の幸せを追求していく中で、悲しんでいる人や苦しんでいる人が居れば、幸せの御裾分けをしていけば良いのではないでしょうか。
自分自身が幸せになっていないにも拘らず、その人から優しすぎる行為を受けてしまうと、受けた本人の方も辛くなってしまいますから。