天泣(てんきゅう)と読みますが、晴れているのに雨が降ってくる様子を「まるで天が泣いているよう」と表現した言葉です。
転じて「笑顔なのに心が泣いている」そんな様を表す時に使います。
「狐の嫁入り」と言う表現もありますが、天泣の方が情緒がありますね。
「心は哀しくて堪らないのに笑顔でいなければ…」
そう思って気丈に振る舞っている姿がこの言葉からは想像できて、何だかこちらが泣いてしまいます。