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子供達に何かをさせたい時に「〇〇しなさい」という言い方もあるけれど「〇〇しようね」という伝え方もあります。
どちらの言葉を子供達は聞いてくれるでしょう。
ご想像の通り「〇〇しようね」の方が、子供は生き生きと、お願いした事をしてくれます。
他人のお願い事をするときは勿論ですが、本当に動いてもらいたいときには、丁寧な口調で言葉を選んでお願いしなければ大抵の場合は断られます。
ましてや脅かしたり権力を嵩にきて上から目線で頼んでも、嫌がられるだけでしょう。
人の行動を恐怖で縛りつける事はできるけれど、心までは縛ることは出来ません。
「命令とあれば従います」と言う従順な方々もいらっしゃいますが、皆んながみんな従順過ぎる世の中はきっと、可笑しな世界になる事でしょう。
何の為に、誰のために生きているのか分からない人生を送る可能性も高くなる事でしょう。
自分の人生を他人が生きてくれないように、他の人の人生も縛っては行けないのは当然のことです。
「〇〇しなさい」という言葉には、人を教導する場合に使われる事もあるのでしょうが、同じように教え導くのであれば「〇〇しようね」の方が寄り添う気持ちが伝わって来て、言われた方も素直になり易いですね。