嘘をつかないと言うのは人間として当たり前のことだけれど、時には嘘を付かなければならない事もあります。
その人のこれからの人生を想うと嘘をついてでも離れなければならない時。
その人の成長を考えると、ここで自分が鬼となって厳しくならなければならない時。
そうした時に、人は潜在意識と表面意識のズレにストレスを感じます。
そのストレスこそが嘘をついたことに対する罪悪感です。
罪は感じていないけれど、何とも言えない暗い気持ちを感じる方もいらっしゃることでしょう。
でも本当の嘘つきは、その微かな罪悪感や暗さすら感じなくなっています。
まるで水を立板に流すが如く、嘘が口から出てきます。
もはや、そうした人の心の中は「透明な心」とは程遠い「真っ黒」な状態でしょう。
その真っ黒な心は、口の形、言葉に表れてきます。
ですので注意深く、その人の発する言葉の響きと口を観察していれば、ある程度ウソは見破ることが出来ます。