特に最近は「自分の気持ちを考え過ぎる」方が多い気がします。
「自分はあの事で傷ついたのか」
「自分は幸福なのか、不幸なのか」
どうしても主語が「自分」や「私」になっている人たちが、自分の事を考え過ぎる傾向が強いようです。
そう言う人ほど「自分」と言う主語を、周りの人たちに変えてみる事を私はお勧めしております。
例えばご夫婦の関係で悩んでいる奥様に「私は不幸かも」と考える事を一旦辞めて貰い、代わりに「ご主人は不幸だと思っているのか否か」を考えて貰います。
そうすると多くの奥様から「若しかしたら不幸だと思っているかも知れない」と言う答えが返ってきます。
「何故そう思います?」と問うと「私がいつも主人や子供の愚痴を言っているから・・・」と言ってきます。
もう賢い皆様はお気づきでしょう。
自分が不幸な気持ちになる原因は、自分の言葉から始まっているのです。
自分が不幸だと周りに言っているから、不幸な気持ちになってしまっているのです。
だから幸福な気持ちになりたいのなら、幸せな気持ちを周りに伝えて行けば良いのです。
「私には気持ちよく眠れる家もベットもある。今日も子供や夫が居てくれる。なんて幸せなんだ。夫にも子供達にももっと幸せになって欲しい。」そう心の中で想い、言葉にするだけできっと幸せな気持ちになれることでしょう。