死観瞑想

死観瞑想

人生を振り返る方法として、死観瞑想と言う方法があります。自分がいよいよ最期の時を迎える、その瞬間を瞑想でイメージしてみる方法です。横たわる中、自分の伴侶や子供達や孫に囲まれて、そろそろ来るであろうお迎えを待っています。その際に「あゝ生きてきて良かった。私の人生は良い人生だった。」と心から言える人は、きっと天国へ行くことでしょう。しかし、その反対に後悔ばかりが次々と思い浮かんでくる人や人を恨んで「死にたくない」と言う人は、残念ながら地獄という世界に落ちる可能性が高いと言えます。天国地獄はあの世にあるのではなく、すでに私たちは生きながらに...
執着が弱くする

執着が弱くする

自分の地位や名誉、あるいは他人と比べた年収などに固執する人は沢山いらっしゃいます。また学校の名前や会社の名前にこだわる方も多いですね。なぜ、そうした見栄や虚栄に執着するのでしょうか?他人に良く見られたいからでしょうか。それとも周りの人がチヤホヤしてくれるからでしょうか。どちらにせよ、こうした方々は「他人の目」を気にして生きているのは間違いありません。本当の意味で自分を大切にしたいのであるならば、他人からの視線を気にして自分らしく生きられないよりは、自分が楽しいと感じ、良かれと思う人生を生きた方が、余程他の人からは魅力的に映るはずだと思...
月下の例え

月下の例え

お釈迦様は弟子達に「真理を伝える難しさ」を「月」に例えました。「私はあなた達に『あれが月だよ』と指し示す事が出来るが、その月を実際に観るか観ないかはあなたの心次第。あなたが月を観たいと思わなければ、月は出ていても存在しないと同じことなのだから。」つまり「どんなに真理を教えようとも、あなたが学ぶ気持ちが無ければ、それはあなたにとって何の価値も持たない。」と言う事であり、裏を返せば「求めよ。さらば与えられん。」と言う事なのかも知れません。...
碧落一洗

碧落一洗

碧落一洗(へきらくいっせん)雨が降った後、青空が晴れ渡り、清々しい気持ちになること。転じて「涙を流した後、心が軽くなり晴れやかな気持ちになること」を言います。涙を我慢するばかりが「大人になった」とは言えません。時には大声で泣くことも、心が成長するためには必要ですね。...
自分に夢中になる

自分に夢中になる

「沢山の人に愛されたい」「追われる恋をしてみたい」そう思った時に皆さんは、どうしますか?ダイエット?美容整形?オシャレになる?外見ばかり変えても、寄ってくるのは「自分が求めない人達ばかり」そんなご経験ばかりかと思います。本当に自分が求めている人と出逢うには、自分の中身を成長させる事が一番のようです。では、中身を成長させるにはどうすれば良いのか?自分を成長させる為に大切なことは「自分が自分自身に夢中になること!」自分自身ご好きになること。自分を愛することができる様になること。その為に、今までの自分と決別して、新しい自分づくりを始めること...
自分で自分が嫌いになった時

自分で自分が嫌いになった時

自分が自分で嫌いになった時「それでもあなたのことが好きだよ」と言ってくれる人が隣にいてくれたなら、どんなに幸せなことでしょう。自分がそう思うのならば、他の人もそう思っているに違いありません。そうでありならば、隣にいる大切な人に寄り添ってあげましょう。「何があっても、あなたのことが好きだよ」と言ってあげよう。そんな簡単な事でも、世の中はすこし明るくなることでしょう。...