毒蛇と血液

毒蛇と血液

「過度の欲望を持っている者にとって、お金は毒蛇と暮らしているようなもの」と言いますが、なかなか含蓄深い言葉です。「世の中のお金を全て私のものにしてやる」的な感じで行動している人を見たら、何とも言えない気持ちになります。「集めたお金はいったい何に使いたいのかしら?自分の為?家族のため?それとも…」やはり「お金は血液と一緒」と言われている通り、何処かで滞ってしまうと、血栓のように固まって血液の通りが悪くなり、やがて壊死を起こします。やはりお金もサラサラと気持ちよく流れていく事が、世の中の健全さを保つためには必要なのではないでしょうか?...
自分

自分

自分と言う肉体存在を考えただけでも、膨大な数の御先祖様が関わって生まれて来ている事が分かります。ご自身の先祖20代前まで遡れば、ご先祖さまは全員で約100万人となります。奇跡の連続で私たちと言う人間は存在している訳です。何処かのご先祖さまが結婚しなくて、その子供が生まれなくて…それだけでも、もしかしたら自分と言う肉体はない訳ですから、「ご先祖さまを大切に思う気持ち」は「自分と言う存在を大切に思う気持ち」とイコールであることが理解出来ます。自分の身体は自分のものであって、自分だけのものではないのですね。...
評判

評判

愛想を振り撒き、おべっかを使い、周りの人達からの評判を良くしても、心は満たされないことは皆さんも分かっているかと思います。でも人間関係を上手に保って行くにはそうするしか無い…そんな風に思っている人達はきっと多いことでしょう。私も昔はそうでしたので、そうした人の気持ちは良く理解出来ます。その頃の私には希望がなかった。生きていてもつまらなかった。何のために生きているのかも分からなかった。ただ、ただ生きていた…でも自分の使命や天命を知ったら、生きて行く事が楽しいと思えるようになりました。使命に気づいたら、自分の心に嘘をつく様な愛想笑いは必要...
お役

お役

「お役」という言葉がありますが、皆さまはこの言葉を聞くと「組織の偉い人」や「舞台か映画のキャスト」の事を想像する方もいらっしゃるかも知れません。「お役に立ちたい」という時の「お役」の場合は、本来他人に奉仕する事を意味するので、組織の幹部であれ、キャストであれ、「お役」の中には何らかの「奉仕的精神」は含まれているのでしょう。どちらにせよ、他の人よりは努力しなければ「お役」はいただけず、「他人に奉仕できる温かい人格」も一朝一夕に出来る事ではありません。だからこそ、「お役」は目立つ存在になるのかも知れませんね。それ故に「お役に立ちたい」と言...
結婚

結婚

それまでは知らなかった者どうしが、お互いの人生を共に歩きたいと思い結婚を決意する。まるで「二つの川が一つの川になるように」とても素晴らしい事だと思います。相手の外見や財産、地位に惚れて結婚した訳でないならば、結婚は幻想ではなくなり、二つの川が大きな川となって、大海にお互いの幸せを運んでくれる事でしょう。二人に幸あれ!!...
褒める

褒める

「褒める」と言うことに関して4種類の人達がいるようです。一つ目は「他人を褒めるのが上手な人」二つ目は「自分を褒めるのが上手な人」三つ目は「他人も自分も褒めない人」四つ目は「他人も自分も上手に褒める人」あなたは何番目に該当しますか?私は20代位までは二番目ばかりでした。w30歳になってからようやく四番目になった様な気がします。一番良くないのは三番目ですね。多分こう言う人は、「人生は砂漠」と感じ、砂地を歩いているような生き方ではないかと推測してしまいます。また二番目の人も、きっと毎日何かに追われている感じで生きているのではないでしょうか?...