日本で最初の生前葬

日本で最初の生前葬

日本で書面として残っている最初の生前葬は、今から約200年前の江戸時代とされています。肥前平戸の藩主「松浦静山」が記した随筆集『甲子夜話』に…ある家老が「人生一度は野辺送りに合うものだから命ある内に葬礼して欲しい」と住職に頼んだと言う記録が残っています。...
生前葬開催後、起きた不思議な出来事

生前葬開催後、起きた不思議な出来事

私は5年ほど前に、ある方の生前葬に参列した事があります。その方は60歳の女性でしたが、癌を患い余命1年弱と宣告されておりました。その方が、どうして生前葬をやりたいと思ったのかは定かではありませんが、「とにかく生きている内に、お世話になった友人や知人に、感謝の気持ちを伝えておきたい」と思ったからだと仰っておりました。その会は、ただただ涙の集いとなりました。感謝の言葉を伝えるご本人も、その言葉を受け取った方々も、会の間中ずっと号泣でした。会が終わった後、主催した女性の一言が今でも忘れられません。「私、心が軽くなった!もう思い残す事も無くな...
遺族が行う手続きって意外と多い…

遺族が行う手続きって意外と多い…

亡くなられた方の環境にもよりますが、突然の不幸ですと残された遺族が行わなければならない手続きというのは下記の様に沢山あるのです。(会社員か世帯主か等お立場ごとで異なりますので、正式には個々人でご確認ください。)...
終活の一つの流行「生前予約」

終活の一つの流行「生前予約」

「生前予約」は非常に自由度が高いのが特徴であり、明確な契約書は交わさないことが多いようです。生前予約はプレニードとは異なり、「葬儀のことを葬儀会社に相談して葬儀のかたちを決めていく。納得できたら、この葬儀会社で葬儀を行ってほしいという意思表示をし、必要ならば会員登録をする」というものです。このため、「契約」の性格よりは「終活」の一環として行われることが多く、「亡くなる前に自分で決めた葬儀を行うための手助け」としても利用する方が多いようです。葬儀会社と話し合っているうちに自分が理想とする葬儀のかたちが定まっていくことはよくあることです。...
「プレニード」(生前契約)ってなに?

「プレニード」(生前契約)ってなに?

海外ではよく行われている「プレニード」。生前契約(プレニード)というのは、「生前に葬儀契約をしてしまい、前払いもしくは生命保険で葬儀費用を払う契約」を結びます。この時点で、葬儀等の明確な金銭のやりとりの意思確認を行います。...
心の貸借対照表

心の貸借対照表

世の中どんなことがあるのか分かりません。安部元首相のように暴漢に襲われることもあれば、事故や天災に巻き込まれることもあり得なくはありません。皆「今日も昨日と同じように生活できる」と思い込んで生きています。しかし私たちはいつも危険と隣り合わせで1日を過ごしていることに間違いはありません。「突然の死」なんて考えたくもありませんが、100パーセント起こりえないとも言えない現実も確かにあります。だからこそ「一日一生」の思いで生きることが大切なのでしょう。...