執筆者 西村 | 2024年10月31日 | カウンセリング
幸田露伴氏は「努力論」の中で、幸福になるための3つの大切なこととして「分福」「惜福」「植福」を説きました。万福とは「福が来たら、その福を周りの人に与えること」惜福とは「仮にお金がいっぱい入るような幸せが来ても、無駄遣いせず適切に大切に使うこと」植福とは「植林のように、福がこれからの未来にもっと大きく育つように、今のうちから幸せに投資しておくこと」まるでお金待ちになる方法を教えてくれているようですが、幸福になる事も同じことのようです。「運が良い」の運は、その後ろに「ぶ」をつけると「運ぶ」になります。運もお金も人が運んで来てくれるものです...
執筆者 西村 | 2024年03月10日 | 雑記帳
最近は引き寄せの法則の関係で「予祝」と言う言葉が使われるようですが、本来は「予祝芸能」という感じで祭事の際に使用される言葉です。また似たような言葉で「予植」がありますが、こちらは将来の為、子供や孫たち子孫の為、予め植林などをして備えることを意味し、「植福」と同じ意味に使われておりました。「予め事がなったと仮定して祝うことで良い結果を引き寄せる」という事で「予祝」使用しているようですが、時には間違った方向に引き寄せの法則が使われるように、本当の意味で世の中に役に立つ「目的」においてのみ、使われる一種の「祈り」である事を、しっかりと理解し...
執筆者 西村 | 2023年01月11日 | 雑記帳
「さんぷく」と読みますが、仏教の言葉です。幸田露伴が使い有名になりました。「惜福(せきふく)」例えば、思ってもいない出世をして、本来ならば自慢するところを、益々物腰が柔らかくなって周りに優しくなって行く…そう言う人柄だからまた出世して行く…「福を惜しんで慢心しない」そんな感じです。「分福(ぶんぷく)」偉くなっても驕り高ぶらず、周りの人の事を気遣い、福を施していく人は、嫉妬もされにくく、恨まれことも少ないでしょう。「植福(しょくふく)」将来の為に、今は果報(結果)が得られなくても、家族のため、会社のために、投資するように、植林をする様に...