雉も鳴かずば

雉も鳴かずば

世の中には理不尽な事も多々起きてきます。そんな時についつい心の声が言葉にして出てかてしまう事もあります。「こんなんじゃ、やってられないよ!」と、何もかもを投げ捨てたくなることもあるかと思います。しかし、そうした姿をじっと見ている人がいる事も忘れてはいけません。「あいつは、そういう人間なんだ。」と見られてしまい、その後昇進が遅れた事例は山ほどあります。「雉も鳴かずば撃たれまい」とは良く言ったもので、じっと黙って我慢していれば良いものを、ついつい怒りの感情に任せて、とんでも無いことを言ってしまう…こんな経験は私だけではなく、多くの方々が思...
正語

正語

「しょうご」と読みますが、仏教における反省行の一つです。「間違ったことを他人に伝えていないか」「嘘をついて他人を騙していないか」「過度な御世辞を使って惑わしていないか」「他人の悪口、陰口を言っていないか」「二枚舌を使う様に、その場限りの逃げの言葉を使っていないか」など、お釈迦様は言葉に関する戒めを説いておりました。言葉はそれ自体で人を幸せにする事も出来れば、不幸のドン底に落とす事も可能です。だからこそ、自分の発した言葉には責任が伴います。もちろん、メールやコメントなど文章でも同じです。誹謗中傷の特定の個人を刺すような文書は、受け取った...