皆さまも聞いたことはあるだろうお経として「南無妙法蓮華経」「南無阿弥陀仏」「般若心経」などがあるかと思います。
でもこれらの内容、意味はご存知でしょうか?
「南無妙法蓮華経」は簡単に言うと「蓮華経に帰依します」という意味になります。
じゃあ「蓮華経」は?
「汚い泥水の中でも綺麗な花を咲かせる蓮華のように、あなたも環境のせいにしたりしないで、自分自身の美しい花を咲かせましょう」と言うお経です。
あわせて「南無妙法蓮華経」は「お釈迦様が説かれた蓮華経を信じます」と言う内容となります。
「南無阿弥陀」の「阿弥陀」とは、お釈迦様の「救いの面」「慈悲の面」である「阿弥陀仏」のことであり、全体の意味として「全てを捨てて、阿弥陀仏と一体となりますのでお救い下さい」と言う意味になります。
「般若心経」はその内容を凝縮してしまうと「世の中にある物体と思われる物には全て実体がない。ないモノにどうして執着する必要があるのか?これが分かっただけでも、とても尊い智慧を得たことになりますよ。そうした悟りを得た人も尊いのです。」と言うことになります。別の言葉で言えば『「諸行無常」「諸法無我」を悟りなさい』と言っている訳です。