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「ローゼンタール効果」とは、アメリカの教育心理学者ロバート・ローゼンタールによって提唱された教育心理学における心理的行動のひとつです。
人は他者から期待されると、期待に沿った成果を出す傾向にあるという現象のことを言います。
または「教師期待効果」「ピグマリオン効果」とも言います。
例えば母親が子供に「あなたは本当は頭の良い子なの。学校の勉強は出来なくても必ず世の中のお役に立てる立派な人間になるはず」と言い続けていたら、エジソンのような世界的な発明者になったこともあります。
人間の未来は本来ならば無限の可能性がある筈です。
しかし経験や知識を得るほどに人は自分の可能性を否定する方向に行ってしまうようです。
本来、知識や経験を経るほどに賢くなっていくはずが、「自分には出来ない」という事の為にその力を使ってしまっています。
人間を創られた神様から見れば「なんでそんなに自分を低く見るの。」と悲しまれることでしょう。
自分の子供たちが「私はダメな人間だから、せめて出来ることはこのくらいの事だけです。」と言っているようなもので、それを聞いた親御さんたちは何とも切ない気持ちになってしまいます。
「もっともっと夢を持て!出来るか出来ないかそんなことは二の次だ。挑戦してみろ。」
子供たちの親も神様も、きっとそういうに違いありません。