「さんぷく」と読みますが、仏教の言葉です。幸田露伴が使い有名になりました。
「惜福(せきふく)」
例えば、思ってもいない出世をして、本来ならば自慢するところを、益々物腰が柔らかくなって周りに優しくなって行く…
そう言う人柄だからまた出世して行く…「福を惜しんで慢心しない」そんな感じです。
「分福(ぶんぷく)」
偉くなっても驕り高ぶらず、周りの人の事を気遣い、福を施していく人は、嫉妬もされにくく、恨まれことも少ないでしょう。
「植福(しょくふく)」
将来の為に、今は果報(結果)が得られなくても、家族のため、会社のために、投資するように、植林をする様に、福を植えていく行為の事を言います。