「器量よし」と言う言葉は最近はあまり聞かなくなりました。
美人さんのことを指して言う言葉ですが、本来の意味は「器量の良し悪しは姿形に現れる」事から転じて「器量の良い人は美しい」となりました。
従って「器量よし」は男女関係なく使われても良い言葉です。
それでは器量とは人の何を指すのでしょうか?
「人物の器の大きさ」を示すと言われておりますが「度量」とも言います。
例えば「カリスマ的リーダーであれば器量が大きい」と言えると考えてしまいますが、多くの人々リーダーから「器量が大きい」とは言えず、その人に「徳」がないと「器量が大きい」とイコールにはならないようです。
地域や国を支える政治家たちの言動を見ていると、その意味が理解しやすいかと思います。(笑)
「徳」とは「繭の中から漏れ出す光のようなもの」で「その人の高貴な人格、崇高な思いが、その人全体から溢れ出してくる感じ」と捉えても良いかと思います。
従って「器量よし」は「徳ある人」となり、「徳ある人」は「美しい」となる訳です。
ここに本当の意味での「器量よし」の定義がなされる訳です。