女性の言葉に対する記憶力には凄いものがあると、長年人生相談に乗って来た私は心の底から思います。
「何年何月何日に、どこそこの誰ベェがこんな事を言った」としっかり記憶している女性が実に多い。
でも良い方の言葉を記憶していればまだ良いのですが、自分にとって不利な記憶や嫌な記憶の方を忘れずに持っていると、どうしても不幸感覚が強くなってしまいます。
不幸な想い出を思い出す度に、トラウマのように自分をまた傷つけてしまう方もいらっしゃるので、聞いているこちら側もとても苦しくなります。
そう言う人には「忘れると言うことも美徳の一つです。」と伝えています。
忘れることで、人生に対して希望を持って生きる事が出来るので、偉人賢人と言われる人達は意外と「忘れん坊」の人が多いようです。
ただ彼らは自分にとって良い事も覚えておりますが、他人にとって起きた良い出来事もしっかりと覚えており、その事を思い出しながら一緒に祝福したり、褒めてあげる事も忘れません。