皆さんは「他人を正しく見ることが出来ていますか?」と問われたら如何でしょう。
「大丈夫!私は悪い人には騙されないように人は見極めている。」
「これでも人の目利きは出来ている方なので何にも心配はない。」
と言う方は多いかと思います。
それでは、自分自身に対してはどうでしょうか?
自分の強みと弱みは掴んでいるでしょうか?
自分と言う人間が、周りの人たちにどの様に見られているかをご存知でしょうか?
自分の天命、使命を把握しているでしょうか?
正見とは仏教における八正道の一つですが「正しく自分を見ているか?正しく他人を見ているか?」を毎日反省する修行方法です。
これだけでも、かなり奥深い厳しい修行だと思いますが、本当に大切なことは「自分と他人の境界線」のところだと私は思っております。
他人と自分を分ける境界線・・・それは肉体的には「皮膚」となります。
だからこそ人間関係のトラブルは皮膚に出やすくなるのでしょう。
逆を言えば、正見や正語が出来て来て、人間関係がスムーズに行くと、段々と肌が綺麗になって行くのでしょう。