誰にでも約束したけれど守れなかったことはあるかと思います。
その時、信用や信頼が崩れてしまった経験もあることでしょう。
私も不本意ながら、約束をしておきながら守れなかったことが多々あります。
様々な理由で約束を守ることが出来なかったとしても「仕方がない。悪気はなかったのだから。自分のせいでは無いのだから…」と自分自身を納得させることは出来たとしても、約束した相手側もそう思ってくれるとは限りません。
それでは、約束を守れなかった時はどの様な態度が必要なのでしょうか?
私の場合は、誠心誠意の謝罪をし「この失態の借りは必ず返します」と相手側に後ほど尽くすことを誓って来ました。
剣道で言う「残心(ざんしん)」です。
打ちっぱなしではなく、面を放った後も、いつでもまた元の状態に戻れるように体勢を立て直すための「残心」。
「次にまた立て直しの機会をいただいたら、この借りは必ず返す」と言う気持ちを持つことが大切だと思います。