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「仕事が出来る人は無駄な時間を作らない」と言われているようですが、本当にそうでしょうか。
もともと「仕事が出来る人」という定義が違えば、見方も変わって来てしまうので「仕事が出来る人=〇〇な人」を決めなければならないですね。
私は「仕事」と「労働」とは似て非なるものと思っておりますので、「仕事が出来る人=愛を与えるのが上手な人」と捉えております。
そう考えると「無駄な時間を作らない人」とはイコールにはならないですね。
例えば、仕事の合間に悩んでいる部下の気持ちを、コーヒー缶を差し出しながら聞いてあげる…こんなことは仕事とは関係ないと思う人にとっては無駄な時間でしょう。
でもその会話があったから部下がやる気を出してくれたなら、仕事効率が上がったと言えるのではないでしょうか。
仕事とは一人で行うものでない以上、どうしても多くの人の「想い」が絡みます。
だからこそ「人の想いの絡みを、上手にほぐしていける人が仕事が出来る人」と言えるのではないでしょうか。