今話題のアニメ「葬送のフリーレン」に見事にハマってしまいました。
最初は「10代の若者から高評価」だと言うので見聞を広める為くらいの軽い気持ちで見始めましたが、その内容の深さに感動して見続けています。
「生と死」「長生きする事が幸福なのか」「時の流れの残酷さ」など、小中学生には難しそうなテーマも根底に流れていますが、今の時代の彼らからするとよくよく日常的に考えている事なのかも知れません。
何があっても不思議ではない現代では、一昔前には忌み嫌われた「死」についてもゲームと言う仮想現実の世界では繰り返されているのだから、「肉体が無くなること」についてもゲームの中のように捉えられるのかも…などと考えてしまういます。
そんな中、未だに先進国中でワースト1である日本の若者の自殺率…
彼らにとっては、特攻隊で亡くなった若者の命と自分の命と自分の命が同じである事が、もしかしたら心の奥底で理解出来ていないのかも知れません。
特攻隊員は「家族を守る為」「日本の為」に若い命を散らせました。
自分の為だけなら、決して飛行機で突っ込んで行かなかった事でしょう。
「いや、同調圧力によって無理矢理やらされたんだ」と言う人達もいるけれど、少なくとも彼らの尊い命によって今の日本があることは間違いないと私は思っております。
多くのご先祖様の命のお陰で私達は今日も生きて行けるのですね。