「人は鏡」と言う言葉は昔からよく語られています。
「その人が嫌な人に思えたら、あなたも嫌だと思われてます。あなたが好意を抱けば、相手もあなたに対して好意的になってくれるでしょう。」
そう言う意味で使われている言葉です。
お釈迦様も「自他を分つものは肌一枚。それほどに薄い皮一枚を、人はとても厚い壁のように作り上げる」と言う趣旨の事を仰っています。
あなたはアリの個性を見分けられますか？
人間にはまったく同じに見えるアリたちにも、名前はないかもしれませんがあ互いに個性の違いを見分けていることでしょう。その違いはアリたちには分かっても人間には分かりません。
そのように、神様から見ればアリよりもちっぽけな人間同士が、個性をぶつけ合い、争っている姿はどのように映っているのでしょう。
自と他を分けているのは自分たちだけであって、上位の存在からすればその自他すら意味をなさないのかもしれません。
他人も自分も鏡に映った自分のようなもの・・・そう考えると世の中はもっと暮らしやすくなることでしょう。
鏡
