お釈迦様が説いた八正道の中でも最重要とされる反省方法です。
正しく他人を見ているか?
自分自身を正しく評価しているか?
正しい人生観や世界観を素直に受け入れているか?
こうした事を日々反省しなさい!と弟子達に説いておりました。
一人一人の心の中にある「心の鏡」が歪んだり汚れたりすれば、自分の顔も他人の姿もありのままを写しません。
従って、正しい判断も出来ません。
だから迷い苦しむことが多くなります。
だから、心の中の鏡は常に綺麗でなければならないとお釈迦様は教えて下さっております。
反省は心の鏡を磨く方法です。歪みを治す方法です。
どんなに「感謝は素晴らしい。有り難うを何万回言えば救われる」と言っても、本当の意味で反省が出来ていなければ、感謝の言葉も虚な音に聞こえてしまうことでしょう。