神社に御参りに行く方も多いかと思いますが、日本神道のことになると「良くわからない」と耳にする事が良くあります。
日本書紀や古事記を読まれた方は、日本神道の事をよくご存知かと思います。
八百万の神々が難しすぎて「名前が覚えきれない」と言う感想を持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな日本神道ですが、敢えて非難覚悟で申しますと、日本神道での問題点があるとしたら「この世的に偉いと言われた人を神にしたり、怨み心で亡くなった人を神として祀るところ」にあると、私は思っております。
ですので、戦争で活躍した方を軍神としたり、世の中を祟って亡くなった人の鎮魂の為に神社を建てたりしています。
世界の人々から見ても、この辺の日本国民の気持ちが良くわからないので、戦後神道は邪教として扱われた時もあったようです。
もちろんGHQの本当の理由は、現人神である天皇と、その天皇を敬う日本国民の信仰心の弱体化に目的があったのですが。