「人生とは重荷を背負って歩くこと」と言う言葉を、何処かでお聞きになったことがあるかと思います。
歩めば歩むほど重荷が増して行く人もいれば、歩むごとに軽くなって行く人もいます。
その違いは何処にあるのでしょうか。
日々「今日は、あの人にこんな事をしてしまった。明日は謝って、二度としないようにしよう」と反省をして一日を終わる人は、重荷が日々なくなって軽くなって行く人でしょう。
その逆に、反省もせず、行いも正すことをしなければ、その重荷はドンドンと重たくなって行きます。
自分では忘れたつもりで愉快に暮らしていても、潜在意識では罪悪感を感じているので、心の中に分からないうちに静かに沈殿して行っているからです。
歳を得るほどに、朗らかに楽しく生きて行くためには、反省はどうしても欠かせない修行となって行くことでしょう。
楽しく歩み続ける為に、時には立ち止まって自分の人生を反省して見ることも大切な事だと思います。