月は夜空の中で輝いて見えますが、その光はあくまでも太陽光の反射で光っています。
私達も「自分は太陽だ。私が周りを光らせている」そんな風に思っていても大体は月のように、ただ光らせて貰っているだけなのかも知れません。
特に大企業や官庁にお勤めの方は、このへんのところを勘違いしてしまう方が多いようです。
自分の実力で交渉ごとをまとめ上げたつもりでも、バックにある会社の看板で結果が出でいる事を勘違いしている場合もあります。
また天下りのように、官庁関連の仕事場に転職しても仕事をさせて貰えず、ただ毎日経済新聞のスクラップを作っている方もおります。
何処の仕事場においても「私は月で輝かせていただいているだけ」そんな謙虚さはどうしても必要となることでしょう。
そのような謙虚さが、やがては月から太陽に自分自身を変えて行くのかもしれません。