世の中には「私は悟った」と言う人が時々いらっしゃいます。
「本当に悟ったとするならば、本当の悟りはそこからスタートする。」と私はメンターから教えていただきました。
「悟りの入り口に立つことは年齢や経験は関係ない。しかし、その悟りを維持するには多くの時間と経験を必要とする。」
つまりは、「悟りとは長い時間を経て初めて本物となり、世を救い、人を救う智慧となる。」と言うことです。
「今、悟った!」と言うのは「悟りの入り口に入った。」と言うことであり、本当の意味での「悟った」という事とイコールではないと言う事なのです。
それほど悟りの維持と持続は厳しく難しいという事なのでしょう。