今ではゴミ拾いも競技になっているようで世の中も変わってきました。
ゴミ拾いと言うと「なんか貧乏臭くて嫌だなぁ」と言う方々も若干いらしゃるかと思いますが、海外旅行とかされる方ならご存知かと思いますが、日本の都市は先進国の中ではゴミが散らかっていない綺麗な国だと思います。
今はどうか分かりませんが、ニ十数年前のパリは予想以上に綺麗ではなくてビックリした覚えがあります。
江戸末期に訪れた外国人は、江戸の長屋の清潔さに大変驚いたそうです。
庶民たちの生活は決して裕福ではありませんでしたが、生活道具がキチンと整理整頓されて、ゴミ一つ無かったことが今でもイギリスやフランスの公文書の中に書き留められているそうです。
「村や町を綺麗に保とうと言う思いは神様の思いに適う」と言う思想から「身の回りをきれいにしよう」と言う行動が生まれて来ているそうですが、まさに幸福になる為には「ゴミ拾い」が一番良いかも知れません。
「一日1個のゴミを拾う。触りたくないゴミは拾わない。拾えない日があっても罪悪感を持たない。」そんなユルユルのルールであったとしても「自分がゴミを拾ったことで世の中のお役に立った。」と言う自己認証が、先ずは幸福への第一歩であるかと思います。
あなたの「ゴミを拾う」と言う小さな行為が、世界平和に広がることだってあるのですから。