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松竹梅とは「歳寒三友」とも言われ、冬でも青い竹、冬に花を咲かせる梅、冬でも緑を保つ松が不老長寿の象徴とされています。
その中でも松は生命力が強く、荒地にも根をしっかりとおろす為、防風林などして植えられてきました。
東日本大地震で残った「奇跡の一本松」は有名なお話しですね。
その為、松は魔除けとかにも使われて、正月には門松を供える様になりました。
苗字や名前に松の字が入る方が多いのも、その現れと言われております。
松は「待つ」にも通じ「努力精進し根を繁茂させ、じっとその結果を待つ」と言う意味も含まれていると聞きます。
日本語の素晴らしさは漢字よりも、ひらがなにした時に、その意味がはっきりと分かってきます。
例えば「はし」。
「箸」はもちろん「橋」もあれば「端」もあります。
箸や橋は生活には欠かせないものであり、端も「発端」「端午」とか「物事の区切り、ターニングポイント」に使われます。
日本語はその響き(振動)に秘密があります。
特に母音の響きには心を震わせる振動が含まれていると言われております。
だからヒットする曲には「あ~あ~」とか「るう~るう~」とかの言葉が含まれることが多いのでしょう。
「日本語の響き」などの詳細については 、また別の機会にお話いたします。