「いただきます」は何も食事の時ばかりではなく、誰かに何かを貰った時にも感謝の言葉として使われます。
例えば「つまらないものですが、お納めください」「ありがとうございます。折角ですので遠慮なくいただきます」などのように使われます。
これは「いただきます」が「頂きます」「戴きます」から出来た言葉であるように「貰ったものを頭の上に掲げて大切にする」作法から来ています。
同じような食事の際の「いただきます」も、頭の上に掲げる行為は流石にしないけれど「謹んで命を貰い受ける」事を意味しています。
英語にすると「I’ll enjoy having this.」とかになるようですが、やはり感謝の気持ちは薄れてきます。
「いただきます」は感謝のお祈りと一緒と考えた方が、しっくりくるようです。