デビッド・ボームはアメリカの理論物理学者でアインシュタインとも研究していた方です。
彼の理論は「今と言う時間は、その瞬間に内在している宇宙の局面が投影される?次の瞬間も、また別の局面が開かれる。つまり一瞬ごとに別の局面が現れている。ただ、瞬間の世界は次の瞬間に影響を与えるために似た世界が連続する。」に代表される「物理学と哲学の融合」にその特徴があります。
彼の理論は縄文時代人が大切にしていたとする「中今」の思想と同じであり「諸行無常」「諸法無我」の仏教的思考にも近いと思われます。
この理論からすると、今と言うこの瞬間で宇宙は変わり、また新しい宇宙になって行くということなります。
私たち自身が宇宙の創造に携わっていると言うことなのです。
だからこそ、今この瞬間を素晴らしい時間にする事が、世界を、宇宙を、進歩と調和と愛に溢れた空間に変えることになるのですね。