「レジリエンス」・・・余り聞きなれない言葉かも知れませんね。
私も聴いた事がありませんでした。
元々は物理学の用語として使われていて「外から力を加えられて変形した物体が、もとの形に戻ろうとする力、歪みを跳ね返す力」を示しているそうです。
しかし現在は心理学の分野で使われることが増え、逆境やストレスに直面したときに適応する「精神的な回復力」を表す言葉として用いられているとのこと。
逆境に強い心を育てる事で、回復力が強くなる事は何となく理解できます。
しかし、現在の子育て状況を観ていると、なかなか厳しいかも…と思ってしまいます。
公園で遊んでいる子供達を観ていると「あ~〇〇ちゃん、そんな事したら危ないからやめようね!」とか「手が汚れてバッチいから辞めようね!」とか、とにかく手出しし過ぎなくらい、守ろうとされている感じがします。
勿論、子供さんを守る事は良いことなのですが、こうして育った子供達はやがて独り立ちした時に「世間の荒波に耐えていけるのだろうか?」といらぬお節介をしてしまうのは私だけでしょうか?
痛い目や失敗して覚えたことは忘れませんが、失敗する前に誰かから注意されたことはなかなか覚えないものです。