私達は幸運については「偶然でも起きてくれる」事を願います。
他人の不幸な出来事については客観視出来るので「ああなったのは自業自得だ。必然だよな。」と言う事が多いかと思います。
でも本当はその逆なんです。
幸運は必然によって生まれ、不運は偶然によって生まれます。
「は〜何言ってんの?」と言われてしまいそうですが、ご自分の幸不幸をよくよく思い返してみると分かる人には分かるかと思います。
いつも幸運に恵まれている人達は、何にでも粘り強く、物事に対して素直で、失敗からでも何かを学び取っています。
ですから彼等にとって幸運はなるべくして成っている必然なのです。
しかし、不運な事が多く起こる人達は、幸運を偶然の産物と捉えるから、いつの間にか「不運な自分は当たり前」と思って、自分で不運を引き寄せてしまっています。
幸運な人達にとって不運な出来事は「神様からいただいた突然の問題集」のような捉え方をするので、「そう来たか!今度も解決してやろう。」と思うのです。
こうした考え方が、今はやりの「引き寄せの法則」「予祝の法則」と言われるものです。
でもこの考え方は、日本人は紀元前の昔から行っていました。
その行為が祭祀だったのです。