「地球から得たものは地球へ返す」
これは当たり前のことだけれど、人間は地球からいただいた素材を使い、地球に返せないモノを作ってしまうこともあります。
プラスチックはその良い例です。
プラスチックは、紫外線分解テストなどによって、どれくらい長く残るのかを科学者たちが予測した結果、分解に400年~1000年以上かかると言われています。
プラスチックは時間が経つと微細な破片に分解されますが、完全に分解されることはありません。
微生物たちは人間の作ったものでもある程度は分解して戻してくれます。
それを「蘇生」と言います。
しかし、微生物でも分解が出来ない、あるいは時間が途轍もなく掛かってしまうものが、プラスチックやビニール袋だったりします。
こうした蘇生出来ないものが蔓延ることが「崩壊」につながります。
原子爆弾も良い例でしょう。
地球を崩壊させることは出来ても、蘇生させる力はありません。
地球のものを使って、地球に返しながら、また使わせていただく。
この循環型システムで生きていかない限り、地球にとっては人間自体が心地良い存在では無くなるはずです。
そうなると地球の自浄作用により、人間を排除する方向に向かっていくことでしょう。
それも意外と近い内に天災や疫病によって…