許認可行政がずっと権限を持っている為に、根本的にこの国の経済を止めていると言うことが、何故わからないかが不思議です。
例えば保育所問題。
東京都でも他の地域でも「保育所が足りない」と問題になっていますが、認可させていない保育所にまで条件が付き、色々と調査が入るようです。
ある方が保育所を新設したいと思い、役所に出向いたところ「内階段と外階段が設置されているか」とか「避難用の滑り台が必要だ」とか、とにかく細かいようです。
民間企業であっても、市場原理が働く以上、安全性や内容に問題があったら、潰れて淘汰されていきます。
許認可しなくても潰れるものは潰れて、良いものが残って行きます。
「認めてやる代わりに補助金を出す」と言う事ばかりやっているから、いつまで経っても実際のニーズに応えられないでいます。
「補助金を出すには審査が必要。時間も掛かる。だから間に合わない。そして結局、女性は職場に復帰できないで、自分のところで子育てをやるしか無くなる。働き口が狭められる。お金が足りなくなる。」この悪循環です。