「どんなに求めても得られない苦しみ」のことを「求不得苦(ぐうふとっく)」と言います。
天皇であろうが、国王であろうが、大統領であろうが、一文無しであろうが、誰であっても、どんな人にでも当てはまります。
子供の時に「あれが欲しい、これが欲しい」と言っても、全てを与えられることが無かったように、大人になって立場が上がれば上がるほど、世間の目に晒されて「批判や攻撃」から身を守るために、「したくても出来ないこと」が増えてきます。
成功したらしたで、必ずその代償は払うことにもなります。
スポットライトが当たれば影ができます。
その影の部分を他の人が攻めてきます。
根も葉もない嘘を言われることもあるでしょう。
これに対して「何処まで耐えられるか」も、その人の「器の勝負」かも知れません。
人間として、ずっと成功し続ける事は難しいことでしょう。
どんなに優秀な経営者でも、どんなに功績をあげた有名人でも、晩節を汚したらあっという間に奈落の底に落ちてしまいます。
それほどに周りの人達の目は、目立てば目立つほどに厳しくなります。
「有名になりたい。フォロワー数を増やしたい。イイねを沢山もらいたい。登録者数を200万人にしたい。」
そう思うのは良いけれど、それに伴って世間の目は厳しくなることも覚悟しなければならないようです。