「その人が信用出来るかどうかは、簡単にはわからない」と言うのは当たり前の話ですが、「簡単な質問で分かる」と言ったら、あなたは疑いますでしょうか。
「その人が信用にたる人かどうかは、その人の過去の人生を知ることがもっとも速い道」と言う言葉があるように、いま目の前にいる人の人となりを知るには、過去の想いを知ることが良いようです。
ただ、過去の苦労話や成功体験を聴いても良いのですが、それだけでは決定的な判断に欠けます。
もちろん過去談はお聞きした方が良いですが、最後には「あなたがもっとも感謝している人と、その理由を教えて下さい」と言う質問をすれば、過去談との整合性が計れます。
例えば「感謝する人はいないですね」とか「自分自身かな」等と、のたまう人は論外です。
こう言う人と一緒に仕事をすると、大抵はこちら側が疲弊して、やがて袖を分かつことになります。
「取引先の〇〇さんかな」や「上司の⬜︎⬜︎さん」とかいう人は、損得勘定に敏感な方が多く、ピンチの時になると逃げてしまう人が多いようです。
「やはり両親かな。ここまで育ててくれたから。」という方は、ある程度信用出来るタイプかと思います。
ただし、本当にそう思っているのかを調べる必要性がある場合もあります。(嘘が上手な人である可能性もあるからです)
いずれにしろ、人の言葉には言霊が入ります。
うわべだけの言葉は、心に響きません。
響いた感じがしても、浅い部分でしかない場合も多いようです。