「人が成長するためには謙虚であった方が良い」と、耳にしたことがあるかと思いますが、別に「卑屈になれ」とか「自分の値打ちを下げろ」とか言っているのではないと言うことを、知らない方も多いようです。
人に褒められても「いやいや、私はたいしてことがありません。」とか「全然だめです」とか、謙虚を取り越して卑屈な感じになっている方もいます。
でも、本当に謙虚さは、卑屈になるのとは、ちょっと違うようです。
例えば、満腹した人に「もっと食べろ」と言っても食べられないように、「もう出来上がってしまった」と思っている人には、何を言っても他人の意見など聞かものです。
「私はあなたから注意される筋合いはない」「私は〇〇会社の部長だから」等と言う方も時々いたりします。
注意したりしても、こちら側が嫌な気分になるから、二度と注意しなくなりますよね。
その逆に「謙虚な人」「可愛げのある人」は、その人が失敗しそうな時に、周りの人達が注意してくれたり、世話をしてくれたりします。
そう言う可愛げが無いと、助けて貰えない場面も多々出て来てしまいます。
だから「可愛げ」を創るために「謙虚であれ」と言うことなのでしょう。
謙虚さが無くて威張っている人は、まず可愛げがないですからね。笑