2016年5月27日に、当時の米国大統領だったオバマ氏が広島の平和記念公園を訪問し、原爆死没者慰霊碑に献花しました。
その際、オバマ氏が頭を下げないことが問題になりましたが、頭を下げないことで「謝罪したかのように捉えらないこと」を意識していたそうです。
戦後80年を過ぎて、今更言う事でもありませんが、原爆を世界で初めて使用し、日本に2発も落としたのは他ならぬアメリカ合衆国です。
その行為によって数十万人の日本人が命を落としました。
オバマ氏は「子供たちの未来のために核兵器の保有を放棄する」ことを提案しましたが、自分達が犯した罪については言及しませんでした。
彼らは日本に謝罪することもなく、また核兵器使用に関して反省することなく、ここまで来ています。
別に日本はどこかの国の様に、謝罪や賠償をしつこく要求もしていません。
しかし、「原爆を落とそうと決断し、実際に民間人を多数殺傷した罪」は未来永劫消えません。
この知性の文明ともいえるここ1万年の現代文明が終わった時に、次の文明の人達は今のこの文明をどの様に評価するでしょう。
きっと「愚かにも核兵器を使って、地球を汚した最悪の文明」だったと言うのではないでしょうか。